何故、日本国内は性別年齢問わず切迫した社会になっているのか？という問題を構造的に浮彫にしながらその起因を沖縄のシングルマザーの女性を通して描き、一個人の物語を海外でも議論が出来る長編映画をこの度製作することとなりました。
沖縄県の方々の協力の元、海外映画祭でのワールドプレミアを皮切りに、日本全国公開という構図で沖縄と海外が直接コネクトし、発信されていく映画を製作していきます。
本作品のキャストオーディションを現地、沖縄にて行います。演技経験の有無は問いません。ふるってご応募ください。
コザ市の胡屋（沖縄県沖縄市）に彼女は（碧（アオイ））暮らしている。
夜２２時頃、彼女は子供を寝かしつけ一人、アパート近くのキャバクラに出勤する。あまり帰ってこないが、実は彼女は結婚している。
結婚するまでは優しかった夫（マサヤ）は、暴力を振るい、最初は家に入れていた稼ぎも全く入れなくなっていった。彼はとても暴力的で、
頻繁に碧のことを殴っていた。碧は、時に顔に大きなアザを作ったこともあった。顔にアザができると、水商売ではお金を稼ぐことが当然出来ない。
ある日、碧の働く店では中学時代の同級生の 海音（ミオ）が働くようになった。地元が同じ碧と海音は一緒に出勤し、仕事の終わりにボーイが送る車で一緒に帰宅するようになる。子育てをしながらも安定のしない生活を過ごす日々の中で、「お前は家族の時間を作ろうとしない」とマサヤに責められひどく殴られる日があった。出勤ができない程に殴れた碧は遂に離婚を決意したが…そこには抜け出せない現実があった。
ーこれは依存と自立との狭間で葛藤し、彼女が自分の足で歩いて行くまでの物語であるー
■撮影&リハーサル期間：2021年 2月～4月
■撮影場所 ：沖縄県内各地
■公開時期 ：2022年予定
■オーディション日程：2020年：12月19日（土）12月20日（日）
【募集キャスト】
■碧（アオイ）/16歳。コザのキャバクラ嬢。 2歳の息子健吾の母。(女性:16歳～25歳くらい)
■海音（ミオ）/16歳。アオイの友達、キャバクラ嬢（女性：16歳～25歳くらい）
■マサヤ / 碧の夫。無職。 （男性：18歳～26歳くらい）
■碧の祖母 /（女性：50代半ば～60代前半位）
■上記以外のキャスト/（男性 ５歳～５０歳程度 女性 １３歳から７０歳程度）
■息子（健吾）/（2歳～7歳くらい）
※エキストラも同時募集中です。
※撮影は毎日ではございません、スケジュールのご相談も可能です。
主人公に関しましては撮影期間が長くなる予定です。
バストアップ写真・全身写真、お名前、ご住所、お電話番号、年齢、出演歴（あれば）趣味、特技、映画に出演したい理由など（形式自由）、オーディションの希望時間があれば（12時〜２０時までの間の一時間程度）希望スケジュールを書いて下記メールアドレスにご応募下さい。
Mail：kazuseal@me.com (キャスティング担当：五藤)書類選考後、オーディションの詳細をご連絡させて頂きます。
※オーディション会場：沖縄市近辺施設予定
※応募書類は郵送では受付しておりません、メールで応募をお願いします。
※18歳未満の方は親御様の同意書をご持参ください。
※服装、髪型は自由です！
●監督：工藤将亮profile
森田芳光監督、滝田洋二郎監督、犬童一心監督、行定勲監督、樋口真嗣監督ら現代の日本映画 界を代表する名監督達の右腕として、時代劇からSFファンタジーまで幅広いジャンルで実績を積んできた。
初長編監督作「アイムクレイジー」がインディーズ作品ながら、第22回プチョン国際映画祭にてNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞する。
２作目コロナ禍の中のステイホーム出来ない若者を描いた長編２作品目「未曾有」が完成。本作は第３作目となる。
●プロデューサー：キタガワユウキprofile
モントリオール世界映画祭ノミネート作「Noise」(17/松本優作監督)などに出演。厳しい検閲を通過し、5年の月日をかけて完成させた映画「僕の帰る場所」(17/藤元明緒)では、出演・共同プロデューサーを務め企画の立案から参加した。
同映画は、東京国際映画祭 (アジアの未来部門)にて、作品賞と国際交流基金アジアセンター特別賞の2冠を達成。その他、21カ国30以上の国際映画祭に選出され注目を浴びている。同映画は、2018年文部科学省選定作品、特別選定作品、アジアの映画祭や映画を紹介するサイトAsian Film Festivalsにて2017年“見逃せないアジア映画100作品”の中にも選出された。
また、出演・アソシエイトプロデューサー作品、映画「海辺の彼女たち」(20/藤元明緒)がスペイン・サンセバスチャン国際映画祭に出演作品がノミネートされるなど注目をされている。
後援：一般財団法人 沖縄県観光コンベンションビューロー、一般社団法人 沖縄市観光物産振興協会